(海外版は)優れたコスパ! Acer Switch Alpha 12 レビュー
Facebookの広告に流れてきて、一目惚れして結局買ってしまいました。
とは言っても日本仕様ではなく、米国仕様です。米国Amazonで購入しました。
Acerの2in1タブレット、Switch Alpha 12のレビューです。僕の近況はいらない、レビューだけって人はレビューの項目から見てね。
Surface タイプの2in1タブレット
Acer Switch Alpha 12は、MicrosoftのSurfaceシリーズによく似た、2in1(キーボードを取り付けてノートPCのように使えるタブレット)タブレットです。
以前からSurfaceは欲しかったのですが、何しろ価格が高いんです。仕事で使うので、画像編集やチラシなどのレイアウト、時には動画編集もするのでそれなりのスペックは必要で、Surfaceシリーズはキーボードカバーもスタイラスペンも別売りなので20万くらいになってしまいます。
だいぶ前から使っていたMacBook Proはスペック的にも厳しくなってきてるし、動作も不安定、クリーンインストールを繰返し、必要最低限の物しか入れないで、今では圧縮ファイルの解凍用PCとなっています。(Macで作った圧縮されたデザインデータをもらうときに、Windowsで開くと文字化けするので…)
最近は去年くらいに買った3万円弱の中国製のWindowsタブレットをだましだまし使っていましたが、CPUも非力なもので、本当に必要があるとき以外、あまり外で使う気になれませんでした。
で、そろそろノートPC買わなきゃかなぁと思っていて、10万円以内くらいで検討しているところでした。
そんなとき、Facebook広告でSwitch Alpha 12を見かけ、スペックはSurface 3(最新の1つ前の型)とほぼ同じ性能で、価格は約14万円(10万円位のスペック低いのもあります)、なんとか手が届くかも!と思い、色々調べてみました。
アメリカのAmazon.comなら約750ドル!
調べているうちに、夏先頃にアメリカで先に発売されていて、日本の価格よりだいぶ安いことが判明(この日本の価格設定はなんでなんですかね?)。
日本で14万円のと同じモデル(CPU-Corei 5、メモリ8GB、SSD256GB)で750ドルで売ってました。ほぼ半額!
送料やら税金やらは余計にかかるとしてもこれなら10万円位で買えちゃう!と思い、その日のうちにポチってました。
ちなみにAmazon.comでは、商品によって日本に送ってくれないものもあり、他のスペックのものはダメでした。一点だけたまたまなのか、発送してくれるものがあり、スタイラスペンもちゃんとついてました(米国仕様はペンは別売り)。
価格の詳細は以下(日本円です)。
本体:JPY 88,339(キーボード、スタイラス付き)
配送料:JPY 2,863
小計:JPY 98,498
関税:JPY 7,296
合計:JPY 98,498
見事! 10万円以内に収まりました。
米国版と日本版の違い
当然ながらアメリカで個人輸入となれば何かしら違いがあるので、この辺の手間や違いを許容出来ないと厳しいので、「ムリ」って方は4万円余計に払って日本版を買ってください。
1.注文処理が全て英語
当然として全て英語でやりとりをしなければなりません。とは言っても英文を書くことはほとんど無く(住所とかくらい)、読むことが主になります。
僕は失敗したくないので、レビューなども一通り読み、情報を仕入れてから購入してます。
2.スタイラスペンが別売り
前述しましたが、米国仕様はペンは基本別売りです。僕が購入したものは「& Stylus」と書いてあったので、付いていることを期待しながら、付いてなかったら買おうと思ってました。というのも、商品の質問で付いてないというコメントがあったので、付いてればラッキーくらいに思っていました。
たまたま日本に発送できる商品がペン付きだったってことでラッキーでしたね。
3.英語版Windows
これも当然の話ですが、英語版のWindowsがインストールされています。
正確には、Windowsはグローバル仕様なので、設定で日本語に変えてやれば日本語版Windowsになります。
4.英語キーボード
キーボードは英語配列のキーボードです。日本語配列とは記号の位置の違いや、日本語切り替えキー、変換キーなどが無いくらいで日本語も普通に入力できます。かな入力の人には厳しいかな。
5.保証が無い
これが一番厳しいところかもしれませんが、日本で買えば大抵は1年くらい保証期間があります。
恐らく米国Acerでは1年くらい保証あるのかもしれませんが、国内利用限定の保証だったり、英語でいろいろやり取りしなければならないことを考えると、保証はあきらめてた方が良いと思います。
実際、パソコン買って保証で修理などは僕は今までしたことが無いので、ここは運を天に任せて・・・と割り切っています。壊れたら運が悪かったんだなぁと。
今のところちゃんと使えてます。
Switch Alpha 12 レビュー
前置きが長くなりましたが、1日セットアップやらちょこっと使ってみての良い点悪い点から。
良い点、気に入った点
無音は素晴らしい
このPCの売りの部分でもあるんですが、Core iシリーズを搭載したタブレットとしては唯一のファンレス仕様です。ガンガン使っていても「ぶぅ~ん」と冷却ファンの回る音と無縁の静~かなタブレットです。なんか集中して作業できる気がします。
通気口が無いので、ホコリが中に入らないというメリットもあります。
165°まで倒れるキックスタンド
キックスタンドはこんな感じにU字型のバーで、Surfaceシリーズとは違ってラバーの滑り止めも付いてます。
置いたときに安定します。
通常のノートPCのように、ディスプレイを手前に閉じ気味に立てることは出来ませんが、165°まで寝かせられるのは地味に便利です。上から見下ろすような位置で少し角度付けて使えるのは意外と利用頻度がありそうです。他人に画面を見せながら説明したりなんて時にも倒れる恩恵ありそうですね。
ノートとしてはそれなりにあるパワー
メモリ8GBはちょっと込み入った作業をするには必要最低限。(出来れば16G欲しいですが・・・)
CPUパワーも、Photoshopをちょっと使ってみた感じでは、それほどストレスを感じずに一通りの作業が出来そうですね。
ストレージはSSDが256GB。大きいファイルを扱うことが多いので充分とは言えませんが、MicroSDカードも入れられるのでうまく考えます。SSDのおかげで起動は早いですね。再起動も苦になりません。
2160×1440の広い画面
WindowsのノートPCやタブレットで一番重視するところが解像度です。
決して文字がキレイに見えるとか、写真が細かくてキレイとかそんなことではなく、デスクトップが広く使えることがとても重要なんです。
なので、ドットバイドットでこんな感じで使っています。12インチなんで文字かなりちっちゃいです。老眼はまだ来てません。(笑)
悪い点、今ひとつな点
トラックパッドがあまり使いやすくない
なんか滑りが悪いというか、引っかかりがあるようで、あまりスムーズに使えません。やっぱりトラックパッドはMacが良いですね。それになんかポインタが飛ぶ時があるような?
まぁ、タッチと併用しながら使う分にはそんなに気にならないかな。がっちり作業するときはマウスとかを使います。
キーの誤入力が多い?
これ、僕が悪いだけなのか、ミスタッチというか、入力してて「あれ?」って時があります。「僕は」と入力してるのに「bおくは」とかなったり。
あと、カーソルの位置が思ってたとこと違うとこに入力してたり。
知らないうちにタッチパッドとか触ってるとかかもしれないし、なんとも言えないんですが。
ただ、キーボード自体は打ちづらいわけではありません。キーボードに関しては後述。
キーボードが直接接続
直接接続のキーボードなので、本体から外すと認識しません。
こんな感じで接点が見えます。近くに持って行くと結構勢いよく「ガチッ」とマグネットでくっつきます。
USB充電が出来ない
個人的にはあまり気にならないのですが、レビューとかでコメントしている人が割と多かったので挙げておきました。電源は専用のACアダプタで充電します。まぁ、モバイルバッテリーとか使えるとうれしいですけどね。ACアダプタを持ち歩くのはかさばるんで。
ACアダプタは持ち歩き用を買いました。
コンパクトでなかなか良いです。
しかし、ネットで色々調べていると、USB-Cでの充電が可能という情報もあり、実際にアメリカのAcerのサイトではUSB-C接続のACアダプタも売っています。機会があったら試してみたいと思います。
その他、特徴など
なかなか良く出来てはいるが、所詮カバーのおまけキーボード
キーピッチはフルサイズ(19mm)でストロークもそれなりにあるので決して打ちづらくはなく、良く出来ているキーボードだと思います。
自分のは中央にわずかに垂れていて、角が浮いてガタガタしますし、傾斜を付けられるのですが、入力していて少したわみます。結構強くタイピングする人なんで。
こんな感じで傾斜が付けられます。
傾斜がある方が打ちやすいですけど、たわみが気になるなら傾斜を付けない方が良いかも。
スペースの都合などでキーボードを離して入力したいときも出てきそうで、別にキーボードは買おうかなと思っています。
こんなようなやつね。
筆圧感知のペン
まだあまり使っていないのですが、筆圧感知のスタイラスでWindows Inkにも対応しているペンが付属しています。ちょこっと手書きが出来るのは良いかもしれませんね。
ちょっと使ってみたところ普通に強弱付けて欠けました。反応も悪くはないと思います。
まとめ
キーボードやトラックパッドなど、Surfaceは使ったこと無いのでわかりませんが、恐らくそっちの方が質が良いでしょう。わかりませんが。
僕は今回米国Amazonで買ったので、Surfaceとの価格差を考えるととても満足しています。一つ前のSurface 3であれば価格も下がってきてると思うので、そちらの選択もアリかと思いますが、僕的にはファンレスには何か優越感を感じるようなとこもあり、Switch Alpha 12を選ぶ理由であっても良いのかなと思います。
でも、なんでアメリカと日本でこんなに価格設定が違うのかなぁ?
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初めまして。突然のコメント失礼いたします。
私も同じ機種の日本国内版を使用しています。
私は普段英語配列のキーボードを使用しているのですが、この機種の英語配列キーボードって別売りなどしているのでしょうか?
メーカーに問い合わせたのですが返事がなくて困っています。
もし英語配列キーボードが不要ならばキーボードのみ売っていただけないでょうか?
初めまして。
キーボードの別売りはしていないようですね。
アメリカのAcerストアで探してみましたがありませんでした。
Amazon.comでも見つかりませんでした。
時間が経てばもしかしたら発売されるかわかりませんが。
自分のは譲ってしまうとしまうと困ってしまうのでスミマセンが。